ヒアリングシート はこちらです
卒業制作で、お客様がいる案件をやる場合は、ヒアリングを
お忘れなく。その時に役立つのがこの「ヒアリングシート 」です。
- クライアント名: 正式名称で名前が入ります
- 分類: 新規/リニューアル
- 目的: 今回の制作の目的が入ります
- 希望掲載内容: 箇条書き可
- 競合/参考サイト: 複数
- ターゲットユーザー: より具体的なイメージを引き出す
- その他: コンテンツに関する要望
- イメージ: 色やテイストなど
- 素材:ロゴ・画像・文章の入手方法
- サーバー・ドメイン情報
- お問合せフォーム設置希望:有/無
- 納品希望日
主にこのようなことを聞きます。この他にも、
- 管理・運用は誰がするのか?
- WordPressなどのCMSを導入するか?(ブログを書いたり更新したりしたい人向け)
- 予算はどのくらいを検討しているか?(実務の時)
などを聞いておくのが良いでしょう。
ヒアリングシート の内容を、具体的に見ていきましょう!
ヒアリングシート で何を聞く?徹底解説!
サイトに掲載する時に必要になる可能性があるので、正式名称を聞いておきましょう。漢字・読み方・スペル・株式会社などの表示…など、間違えてはいけない項目です。
新規かリニューアルかはとても重要です。新規のまっさらな状態からサイトを作るのと、すでにあるものをリニューアルするのとでは、工数が異なり、過程が異なってきます。まずはどちらなのかを必ず聞きましょう。
なんのために今回サイトを作るかを明確にしておきましょう。目的をはっきりさせることで、不要な作業を防ぐことができ、より効果的にサイト制作を進めることができます。
3番の目的を叶えるために、どのような内容にしたいかを聞いていきましょう。思いつくままに話していただ区ことが重要です。また、「必ず」叶えたいことも聞いておくといいかも。その上で、クライアントの希望を叶えるために最適な方法を提案します。
気になっているサイトがどのようなものか、ビジュアルで確認しましょう。その際に、そのサイトのどこが気になっているのか(色?フォント?構成??)確認していくのが良いです。多すぎず少なすぎないくらいがベストです。
「ターゲットは?」と聞いてもわからない場合が多いと思うので、現状で多い客層、または想定しているサイトのユーザー像を、たくさん問いかけることで引き出していきましょう。
1〜6までの質問で拾いきれなかった要望があるか聞いておきましょう。全てを叶える必要はなく、どこまで実現可能かを整理してあげることが重要です。
色やフォントなどの希望があるかどうか、クライアントが既に持っているイメージを聞いておきましょう。多くの場合、これがあると、せっかく作ったサイトがそれに沿っていないと不満の元となるため、よく聞いておきましょう。
ロゴ:ロゴがある場合、それにイメージを合わせて制作することが多いです。
画像:写真などの素材があるか、ない場合はどのように入手するか(撮影?無料画像?有料画像?)確認しましょう。
文章:テキストをどのように用意するか確認しておきましょう。
素材はコンテンツで重要な役割を果たすもの。これをどのように用意するか、クライアントさんに協力してもらう部分となるため、役割分担をしっかりしておきましょう。
サーバーは契約しているか?ドメインはどのように用意するか?ヒアリングの時点でどちらも「ない」となった場合は、サーバー・ドメイン用意の説明から必要です。かかる費用も一緒に説明してあげると親切です。
お問い合わせフォームの有無で工程が異なります。
- フォームを1から作る
- 外部フォームを使う
- snsにつなげる
など、それぞれメリットデメリットがありますので、クライアントに負担のない(且つ安全な)方法をご提案しましょう。
一番重要なのが納期です。納期を守るために、スケジュールの管理をしっかりしましょう。卒業制作の場合は、ほとんどの場合が初めてサイト制作に取り組むこととなることが予想されるので、納期が厳しい案件は避けるようにしましょう。
ヒアリングシート が完成したら、いよいよコンセプトシートへ!ここから構成をしっかり練っていきましょう。
ヒアリング会のようにしっかりと機会を設けるのは一回くらいかと思いますが、企画を練っていて「あ、これ聞き忘れた!」ということはよくあります。
そういう時のために、追加で質問することがあるかもしれない旨をお伝えして、
- 「どのような手段が連絡が取りやすいか?」
- 「連絡取りやすい時間帯は?」
は、聞いておくようにしましょう。