今日はデジチバ 第28回卒業制作講評会でした!!
11月から一緒に制作を頑張ってきたHちゃんとMちゃんの卒業制作発表。
実は昨日、そわそわしてなかなか眠れなかったわたし。
今朝起きてメガネをかけると、右目の調子が悪い…
時間が経ったらよくなるかなと思ったのですが一向によくならず、ぼやけたまんまで、なんでよりによってこんな日に…と絶望。
でも今日だけは「行かない」という選択肢はないので準備をしました。
洗面所でコンタクトレンズに変えると、
あれ?視界がクリア?
よく見たら、メガネのレンズがなくなってた!驚
わたしの寝相が悪かったのが、メガネのレンズが取れていただけでした!
なんということでしょう。笑笑
夜ふかしはやはりNGだなと改めて思いました。
なんでそんなにソワソワしいていたかというと、今日は初めて担任を持った受講生さんたちの卒制発表だからです。
11月からの約3ヶ月でしたが、この大事な期間を伴走させていただきました。
とても楽しく、また学びの多い日々でした。
そんな日々も今日で終わるのかと思うと、寂しさを感じます。
お二人の発表、とても素晴らしかったです!
ふたりとも、自分にとって大切な人のサイトを3ヶ月間一生懸命考えて作って、愛に溢れた発表だったなと思います。
Hちゃんの発表
テーマ: EXO非公式ファンサイト
これまで「みづらい!」と感じてた公式ホームページを見て「私だったらこうするのに…」という思いが湧いてきたことがきっかけ。
卒業制作を通して「良かったこと」
- 自分でイラストを描いて紹介できた
- 大好きなアーティストの個人プロフィールを自分で考えて制作し紹介できた
- いろいろな技法があることを学べた
- 企画書など今後制作する上で必要な「Web制作」以外のことも学べた
アメリカでは、「フェアユース」:公正な利用に関しては著作権に問われないという世の中の流れに変わっている。
著作権侵害にびくびくせずに、どうしていくか自分で判断できるようになったらもっと楽しくなるのではないか!
フェアユースとは
Mちゃんの発表
テーマ: Angel Ladder 様 新規サイト制作
マヤ暦の個人セッションでアドバイザーをしているAngel Ladder様の個人サロンの新規サイト制作をしました!
卒業制作を通して「良かったこと」
- もともとSNSで活動していたので、ホームページを持ってSNSと連動させることで、クライアントさんの信頼度を上げることに役立てたと思う。
- ロゴ制作が面白いと感じた!
- リッチメニューも作れた!
- instagramとの連動にもチャレンジできた!
- 母親世代の人に見やすいサイトを作ることは達成できたと思う。
これからも、身近な人の支えとなるようなサイト制作をしたいです。
自分の「得意」「苦手」がよくわかったので、やって良かったと思います。
サプライズ!T先生の発表
二人の卒制発表が終わって、さて講評会もそろそろ…という頃に、T先生から「ちょっとまったー!」コールが。
もしかして追加の指導があるのかなと思ったら、違いました。なんと、先生自ら動画コースの受講生さんになって学んだ卒業制作を、ここで発表してくれるとのことでした!
受講生さんから圧倒的な信頼を置かれているT先生。
更なるスキルアップのために昨年「受講生」として講座を受講する、と驚きの事実を耳にし、そのバイタリティに、ただただ尊敬の念があつくなるばかりだったのですが、まさかの展開に泣かされました。
今回の卒制は絶対に泣かないと心に決めていたのに!!!
それは、先生が受講生に決意した、たぶん最後の一押しとなったのが、わたしのツイートがきっかけだったとのことなのです。
それは、こんなツイートでした。
忘れもしない、デジハリ初日の前日、突然父が亡くなった。
— aurinko (@JumiMakinen) March 31, 2022
葬儀の後、受け取り手のない本が自宅に届き、父がまた新しいことを学ぼうとしていたことを知った。
建築士だった父は、最後まで学び、最後まで創る人だった。
父の代わりに学び、創る人生を歩みたいと決意し、今がある。#創れる人生にしよう
そうなんです、実はわたし、Webデザインを学ぼうと意気込んでいた矢先に、突然父を亡くしました。
明日から始まるというタイミングでこんなことになってしまい、精神的にもダメージが大きく、もうやる気力も完全になくなってしまいました。こんなんじゃついていけないからやめようと思い、続けられないことを相談する予約まで取っていました。
そんな時に父宛のAmazonが届いて、なんだろうと開けてみると、なかみは宅建のテキストでした。
父は一級建築士でしたが、また新たな資格を取るためにこれから勉強するつもりだったんだなと思ったら、なんか私がここで止まってしまうのは違う気がしたんです。
父は本当に、最後まで「創る人」で、歩みを止めることはありませんでした。
父が亡くなってから、精神的にリカバーするまでかなり時間がかかりましたが、思った以上にハードなデジハリ のカリキュラムは逆にわたしにとっては良くて、やっている間だけは父が亡くなったことを忘れていられました。
もともと離れて暮らしていたので、時間が経つにつれて余計に、帰ればいるんじゃないか、あれは夢だったんじゃないか、と思うくらい実感がなくなっていったけど、ふとした拍子に思い出すと涙が止まらなくなることも。
失った心の傷は思ったよりも大きくて、ずっと父が亡くなった話を人にすることができませんでした。言葉にしてしまうと、現実を受け入れなければならず、それがなかなかできなかったんです。
そんな状況で、はじめて言葉として外に出せたのがこれでした。
人に言えるようになるまで、つまり自分の中で受け入れるまで、実に3年もかかってしまいました。Twitterのすてきなハッシュタグキャンペーンでみんなのツイートを見て、初めて自然に言葉になった感じでした。
知らないうちに、自分が発した’言葉’ が誰かの行動を起こすきっかけを作っていたなんて、なんとも言えない嬉しい気持ちになりました。
T先生はこのように返信してくれました。
「やろう!」と決める原因となったあのツイートを見たときの初期衝動は今も覚えてます。
それからの行動は早かったな…
何かを始めることに「遅すぎる」ってことはないことを教えられました。
ありがとう。
自分が発した言葉を見た人が、なにかを感じて行動してくれたなんて、しかもそれが尊敬するT先生だったなんて、泣かずにはいられない、今年1番の大事件でした。
デジハリのプラスの連鎖は、人を思いがけない方向に連れて行ってくれます。
年齢も性別も住む場所も、なにもかもが違っても、こんなにポジティブであたたかい、人とのつながりを作ってくれる場所、他にないんじゃないかなと思います。
そんなことを感じた今日の卒業制作発表会でした。